二つの大切な風景/国民体育大会の飛込み会場で

今日はプールに行ってきました。
岩手の選手は、出場していないのですが、国民体育大会の飛込競技の最終日。
成年女子の板飛び込みと、成年男子の高飛び込みです。

動画が「国体チャンネル」というところにあります。見たことがない…という人が大多数だと思いますので、どうぞ、競技の様子をご覧ください。
(今日の競技は、この下線部をタップしたところにあります)
注:と書きましたが、9/15 19:30 では、まだアーカイブが公開されていませんでした。ほかの種別や種目は公開されていすのでそれをご覧になるか、後ほどご覧くださいませ。

試合が終わると、観客は一斉に動き出します。
会場の屋内プールは、冷房は効いていますが、何しろ湿気がすごい。
ちょっと外にでて体調を整えたり、午後の男子に備えて、観客の休憩所で腹ごしらえをしたりするのです。
ぼーっとしているうちに、私は、出遅れてしまい、しばらく座っていることにしました。

そのおかげで、
おもしろい、そして大切な風景を、二つ、見ることができたのです。

■選手たちの向上心

試合が終わるや否や、選手たちがまた出てきたのです。
でも、全員ではないようでした。
(ははぁ、クーリングダウンだな)
とみていましたが、どうやらそうではないようです。

みんながやっているのは、さっきの試合と同じ技のように私には見えました。
本番演技…だったのです。
そして、
ああでもないこうでもないと、プールサイドや板の上で、腕を動かしたり、体をひねったり、足を上げてみたりしてるのです。

きっと、
さっき、できなかったり不十分だったりした部分を、もう一度やり直しているのだろうと、私には勝手に決めました。

素晴らしい向上心、
終わりが始まり、
この先も、応援したくなったのです。

■係員の責任感

観客だけではありません。
係員も一斉にいなくなります。
でも、
二人だけ、動かない人がいたのです。

さっきの写真の右上に、黄色いシャツを着た人が座っていますよね。
その左の床にはオレンジ色のものが。
映ってはいませんが、
こちら側のプールサイドにも、同じスタイルの人が座っていて、合わせて二人です。

ライフセーバーです。選手に何かあったときに助ける係の人たちです。
オレンジ色のものは、救助用の「浮き」。
ライフセーバーの右の椅子には、試合中は係の人が、びっしりと座っていました。
でも、
選手が練習を始めた時には、だれもいなくなっています。

アーティスティックスイミングの時も、この人たちは居ました。
試合前のだれもいないプールに最初にやってきて、交代しながらですが、ずっと座っていました。
飛込みの時は、試合が終わっても、選手が水に入っている、入ろうとしている間はプールを去りませんでした。

素晴らしい責任感です。
尊敬します。

***

たぶん、国体チャンネルには映っていないことだと思います。
映像は、競技をとても見やすく伝えてくれます。
でも、
映像をつくった人が見せたい場面しか流れてはいません。
自分で見ると、
ネット中継では見えてこない様々なことに気づくのです。

競技会を生で見るという、ありがたい機会を与えていただいています。
これからも
皆さんが、ますますスポーツを楽しんでいただけるように
「気づかれていないファインプレー」を、お伝えしてゆきます!